甘エビ 仕入れ 卸
≪甘エビ 仕入≫
1.一口食べたら、もうとまらない!甘エビ!
真っ赤な洋服を身にまとったかの様な、おしゃれな海の妖精とでも言っても良いのではないだろうか。
北海道を代表するエビとして誰もが知る甘エビ、一度口に入れると、もう止まらない。次から次へと手がのびる...。
某お菓子のCMとして流れてくるアノなんともリズミカルな音楽
"やめられない、とまらない~♪"
まさに甘エビにはこの音楽がぴったりです。
そんな誰もがやみつきになる甘エビに、どんな魅力があるのか。
2.甘エビの魅力とは・・・?
甘エビの魅力、そう!そうれはもうアノとろける様な甘みに尽きます。まさに名前のとおりのエビなのです。
甘エビは水深300m~1000mものとても人間では潜ることのできない、深い海で生活をおくっています。
そのため地上付近の海水温度とは比にもならない低温の深海でその身をしっかりと引き締め、なおかつ深海の水圧によりあの絶妙な食感と旨みを引き出してくれています。
3.安定した低価格での仕入を実現
仕入担当者様からお問合せをいただいたときに言われるのが"イチに値段、ニに品質"と、聞くことがあります。そんなお悩みをまとめて解決してくれるのが、甘エビ仕入なのです。
甘エビは資源的に比較的安定しているということもあり、それほど激しい値段の変動もありません。
産卵を2年ごとに行うのですが、その卵の数が、なんと1000個~4300個と膨大な数の卵を産むので、よっぽどのことがない限り甘エビ仕入で値段が変動することはないのです。
<甘エビ仕入 特徴>
全国で甘エビ漁獲量の約7割を占める北海道は、甘エビ専門の漁師も多く、漁師同士の競争も激しいため値段をたたきやすいのです。弊社では頻繁に様々な漁港や漁師の元へ出向き、値段交渉を行っていますので、他社卸業者よりも仕入担当者様ご納得の仕入値で提供できるのではないかと思います。
また、一言で"甘エビ"といっても刺身、子持ち、ボイル品、剥き身、などと同じ甘エビでも様々な種類を取り扱っています。使用用途に合わせて、一番コレが使いやすい!という商品を見つけてもらえれば幸いです。
「こんな甘エビが欲しい」気になる商品や、「もうちょっと甘エビ仕入の値段を落としたいんだよな~」仕入値検討中、「とにかく北海道産の甘エビが欲しい」道産にこだわりたい、「一年通して安定した甘エビ仕入をしたい」安定した仕入、などと様々なお悩み解決のお手伝いを、弊社でさせてもらえればと思います。
<甘エビ仕入れ 豆知識>
「"海老" 命名の由来」
海老は、エビのながいヒゲが腰の曲がった長寿の老人の姿に似ていることから海老と名がついたそうです。よくよく漢字をみていると意味もわかりますね。海の老人といったところでしょうか。昔の人はよく考えたものですよね。 そんな海の長老は縁起物の代表格として今でも正月やめでたいことがあれば欠かすことのできない存在ですよね。
「南蛮海老(なんばんえび)」
比較的殻が柔らかく剥きやすい、生でたべるととろけるような甘みがやみつきになる、などと評判の甘エビ、実は場所によっては「南蛮海老」と呼ばれているところもあるのですよ。なぜそう呼ばれているのか・・・南蛮海老の"南蛮"とは唐辛子のことで、その真っ赤な色や腰のまがった形が唐辛子によく似ていることから付けられた名前だといわれています。
「日本は世界でも有名なエビ消費国」
今やスーパー、デパート、飲食店・・・どこへ行っても甘エビを見ないことはないほど出回っている世の中ですが、日本のエビ消費量は世界でも1位2位を争うほどの甘エビ消費国なのですよ。年間30万トン強というものすごい量のエビを実は食べているのです。国民1人当たりで計算すると年間3kgで、なんとこの量は世界第一位なのですよ!それほど日本人はエビ好きが多いのでしょうね。
「甘エビは性転換をする?!」
甘エビは成長の過程で性転換を行います。今そうなの?!と思われた方、そうなのですよ。生き物の中でも珍しいのですが、産まれて3年間ほどの期間はオスもメスもない状態であります。そして4~5年目にかけて全ての甘エビがオスとなり、交尾をして5~6年で次はメスに性転換します。甘エビの寿命は11年ほどといわれているのですが、一生のうちにオスの姿とメスの姿と貴重な経験をしている生き物なのです。
「輸入品が増えてきた甘エビ」
日本国内では北海道での水揚げが一番多い甘エビですが、最近では海外からの冷凍甘エビが大量に輸入されています。現在では主にグリーンランドやアイスランドなどの北大西洋で水揚げされたものが豊富に出回っています。
甘エビ仕入れをするうえで、仕入れ価格に悩まれている仕入れ担当者様でしたら海外産を検討してみるのも安価での仕入れの近道になるかもしれませんよ。
<栄養成分まんてん 甘エビ>
あまり知っている方も少ないですが、甘エビには健康的な成分が豊富に含まれています。
現代では一昔前と違い、好きなものを好きなように食べることができる時代になってしまったために、生活習慣病などの病気が話題を集めるようになりました。そんな時代背景に合わせてじわじわと人気を集めているものが甘エビです。美味しく、かつ大切な栄養成分を上手に補うことができる食材として話題になっています。
「高タンパク、低脂肪でカラダにとても優しい」
カラダをつくる役割として必要不可欠なタンパク質が豊富に含まれているうえに、低脂肪なので、ダイエット中の方でも気にせず食べることができる嬉しい食材です。
よく甘エビのアノ甘みも、脂肪によるものだと思っている方も多いですが、実はこれもタンパク質に含まれるアミノ酸なのです。
「視力回復には、甘エビ?!」
よく"視力回復にはブルーベリーが良い"なんて言われています。誰もが一度はこのフレーズをテレビや雑誌などで見聞きしたことはあるのではないでしょうか。実はこの甘エビも、タウリンという成分を多く含んでいるため視力回復にとても効果的なのです。エビが目に良いなんて信じられないような話ですが、試してみる価値はあるかもしれませんよ。
「健康的なカラダづくり食材」
ゆでると赤くなるアノ色素成分はアスタキサンチンといわれるもので、血液をサラサラにするといわれています。よくエビ殻でダシをとったエビスープなんてありますが、とても健康を気遣った優しいお料理なのです。さらには抗酸化作用で生活習慣病予防にも役立っているといわれています。
「殻まで食べよう!キチンとね!」
エビの殻には"キチン"といって、便秘改善に役立つ女性に嬉しい成分が含まれているのは知っていましたか?殻は捨てずに食べたほうがカラダには良いのです。生では食べづらい殻でも、唐揚げにして塩など好みの調味料でちょっと味をつけてあげるだけで、身だけでなく殻まで美味しく食べることができますよ!
<道内イチの甘エビ漁港>
甘エビの水揚げが道内一といわれる増毛町は、北海道北西部に位置する留萌管内にあります。札幌から約150km、時間にして2時間30分程の距離にあります。増毛町では甘エビだけでなく、ボタンエビの漁獲高も日本一として有名です。増毛町で水揚げされたエビのほとんどは東京・北陸方面に出荷され、市場では「モノの品質がとても良い」として、とても高い評価を得ています。またエビ類のみならず、アワビやウニ、ホタテなどの漁業が盛んに行われています。
それだけに増毛町では、毎年5月の下旬になると「えびまつり」というお祭りが開催されます。さすが甘エビ水揚げ道内イチなだけあります。このお祭りでは様々なエビ料理が振る舞われます。甘エビのお寿司や蒸しエビ、焼きエビ、北海道らしいまさに"タコ焼き"や、貝付ホタテの焼き物などなど様々な増毛町で水揚げされる新鮮海産物を食べることができます。そんな新鮮道産食材を求めて道内・外はもちろん中国や台湾など海外からこのえびまつりを楽しみにお越しになられる方で毎年賑わっています。
増毛町の歴史は古く、明治から昭和初期にかけての古い建物や、町内には北海道遺産に選定されたレトロな建物が立ち並んでいます。人口5.000人に満たない小さな田舎町ではありますが、町の住民はとても気さくな優しい方々ばかりです。 ちなみにですが、洋食料理家として有名な三國清美シェフも、実はこの甘エビ水揚げ道内一の増毛町出身なのですよ。現在ではテレビや雑誌などで大活躍しています。
<甘エビ簡単美味しい調理法>
甘エビを美味しく食べるにはやはり刺身が一番です。
一口頬張ったときに口中に広がるアノ濃厚な甘みと旨みの絶妙なバランスは、お刺身以外の料理では味わうことができません。さらに刺身の上に頭のミソをチョンッとのせてあげると、またミソの濃厚さもプラスされ、ミソのコクのあとに甘エビ本来の甘さをしっかりと感じることができます。
エビ殻でダシをとったエビスープなども人気です。そんな甘エビにちょっとアレンジを加えたお洒落な調理法を紹介したいと思います。
*甘エビのカルパッチョ*
材料:甘海老 12尾 ニンニク 2かけ 鷹の爪 1本 ナンプラー 小さじ2
ライム 大さじ1 黒胡椒 適量 イタリアンパセリ 適量
オリーブオイル 大さじ5
作り方
- 頭と尾を残して甘海老の殻を剥き、お皿に盛る
- 剥いた殻は良い出汁が取れるので捨てずにキープ!
- ナンプラーとライムの絞り汁を混ぜる
- ニンニクを出来るだけ細かいみじん切り、鷹の爪を輪切りにしオリーブオイルを入れたフライパンで弱火で加熱
- 軽くキツネ色になったら火を止め、水で濡らした雑巾で底を冷やす
- ナンプラーとライムを混ぜた物にガーリックオイルを加えて良く混ぜる
- 甘海老にソースをかける
- ソースをかけた甘海老の上に刻んだイタリアンパセリと黒胡椒を振りかける
- ☆ 完成 ☆
お客様に喜ばれる「海産物」であるために
これからも皆様の「満足」を追求し続けます。