ホタテ下処理
≪ホタテ下処理の仕方をご紹介します!≫
スーパーやデパートなど、最近ではホタテの貝はもうすでにはずされており、貝柱のみで販売されているホタテをよく目にするようになりましたね。だからかたまに漁師さんなどから貝付ホタテをいただいたときに貝は開けられないよ、と言われる方を見かけることがあります。 そんな方に簡単なホタテの貝のはずしかたをご紹介したと思います。
ホタテ下処理
①平らなほうを下にして手にもってください
ほたての貝殻は2枚ありますが、実はその2枚は同じ形ではありません。ひとつは丸みを帯び、もうひとつは平らになっています。 最初は、平らなほうを下にして手にもってください。
②「貝柱と貝殻のつながっている部分」を切り離してください
下の貝殻(平らな貝殻)にそってナイフを差し込みます。(ほたての殻むき用のナイフもありますが、一般のご家庭では洋食用ナイフなどで代用してください。)小刻みにナイフを動かし、貝の真ん中あたりにある「貝柱と貝殻のつながっている部分」を切り離してください。するとびっくりするほど簡単に貝殻がはずれます。
③ウロは食べることができません。
残ったもう片方の貝殻を下にして持ちます。黒い部分がありますが、これはウロ(中腸線)といい、食べることができませんので、取り除いてください。
④貝柱を貝殻から切り離します。
貝柱と貝殻の間にナイフを差し込み、先ほどと同じようにナイフを動かして貝柱を貝殻から切り離します。
⑤これで全て食べられるようになりました!
ホタテ下処理
せっかく貝付のホタテ貝をいただいたのならば、下処理をして刺身や鍋に入れて食べるのも美味しいが、せっかくならば焼いて食べても最高に旨い!
貝付のホタテ貝をそのまま七輪やガスの上にのせて焼くのです。そして、両面ついている貝であれば、貝が開いたところでフツフツしているところにお醤油をほんの少し垂らしてください。もうこれだけで、とっても芳ばしい香りが漂ってきますよ。香りをかいでいるだけでよだれがでてきますよ。そして隠し味として、ほんのひとかけらバターを入れてあげてもすこしまろやかな風味の貝柱になって、これもこれでまたおいしいですよ。
家庭でちょっと贅沢に焼いてみても良いですし、夏なんかであれば庭や海などでバーベキューをする際に貝付ホタテを焼いてみても良いかもしれませんね。
ホタテ下処理
冷凍ホタテを購入した際にどのように下処理をしていますか? 電子レンジや冷水にさらしてなど、様々な方法があると思います。 最近では冷凍技術も一昔前と比べると格段に進化して、様々な冷凍方法によって北海道で水揚げされた魚貝類を正反対の九州へ発送してもまだ刺身で食べることもできるようになりました。
しかし、どれだけ冷凍技術が進化しようとも解凍方法を一歩間違ってしまうとおいしい魚貝類も一変、不味くなってしまいます。 そこで今回は、新鮮な魚やホタテを美味しくお刺身で食べても獲れたての味をそのままご家庭で味わえるような下処理方法をご紹介したいと思います。
まずはアルミのバットを用意してください。使用するのはこれだけです。 そしてアルミのバットの上に冷凍貝柱をのせるだけです。なぜアルミが良いのかといいますと、それは氷の冷たさをアルミに奪われ一気に溶かしてくれるのです。
ホタテ下処理
電子レンジの場合ですと、加熱ムラができてしまうことはありませんか? 刺身で食べようと思っていたのに、一部熱が加わっている部分もあれば、一部生の部分もあればというような状態になってしまいますよね。 冷水の場合ですと、水の中に貝柱についている氷とともに旨味成分も流れ出てしまい、食べたときになんとなく旨味がおちているような、と思ったことはありませんか? ちなみにですが、細胞が壊れて出てくる液体を「ドリップ」と言うのですが、このドリップが旨味のもとなのです。 常温の場合ですと、室温での解凍は時間がかかり貝柱の外側から温かくなっていくため、食べる頃には色が悪くなってしまっていた、ということはありませんか? わかりやすく言えば、リンゴと同じで、リンゴも皮を剥いた状態で長時間常温で置いておくと茶色っぽくなりますよね。それと同じ現象がホタテでも起こります。そして衛生的にもちょっと心配ですよね。 じゃあ冷蔵庫ならどう?と思われた方。 冷蔵庫の場合ですと、旨味のもとでもあるドリップが出やすくなります。
これらを見てみると、やはりアルミのバットで解凍することが一番美味しく食べることができそうではないですか? 騙されたと思って一度やってみてはいかがでしょうか。
お客様に喜ばれる「海産物」であるために
これからも皆様の「満足」を追求し続けます。