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流氷によって運ばれる大量のプランクトンを餌にして、最高級の魚や貝が育ってくれる。
流氷の下の寒い海で身が締まり、甘みが強い魚介類が育っています。

流氷が接岸している期間、漁師たちは漁に出られませんが、
流氷は、オホーツクの地域の漁業者にとって、多くの恩恵を与えてくれています。

流氷は、ロシアのアムール川から、淡水が海に入ってきてオホーツク海へと流れています。オホーツク海では表層の低塩分層と、中、深層の高塩分層の二層構造となっていて、この低塩分層で流氷が生成されています。

ホタテの旨味成分は、グルタミン酸とグリシンで、

甘み成分は筋エネルギー源となる糖タンパクの一つであるグリコーゲンです。

ホタテにはタウリンが豊富に含まれています。

タウリンは人間の体の疲れを癒し、コレステロールを減らしてくれ、血圧効果の作用や基礎代謝能力を高め、目の疲れをとり、肝臓や心臓の機能を助け、ストレスの抑制効果があるとされています。

鉄分やカルシュウム・マグネシウムなどのミネラル分がたっぷり含まれています。
ホタテは旨いと感じる成分が含まれているだけでなく、栄養が豊富で万能薬のような自然食材！

流氷の下で、良質なプランクトンを吸収して育ったホタテは、
とくに旨みが詰まったオホーツクの海の恵みです。

オホーツク海の毛ガニは、流氷にいるプランクトンをエサに小魚や魚介類が多く集まり、毛ガニはそれらの豊富な餌を食べて育っています。流氷がある間、毛ガニ漁が出来ないこともあり、毛ガニは流氷の下で成長し、毛ガニ漁が解禁になる3月頃には、成長した毛ガニがたくさん水揚げされます。

オホーツク産は漁の期間が長く漁の範囲が広いため、海明けの時期にあわせて最良の毛ガニを仕入れてます。 オホーツクの毛ガニは、小魚や魚介を中心に動物性タンパク質をたっぷり採ることで、他の海域の毛ガニよりも、ひと回り大きいだけでなく、身が甘く、カニミソは旨味が強くて大変人気があります。

鮭は元々白身魚なんです。嘘だーって思われる方が多いかと思いますが、 海で食べているエサの色素が、鮭の身をオレンジ色にして、イクラもその影響で赤くなっているんです。 オレンジ色に輝く、オホーツク海の鮭は最高の栄養を蓄えた贅沢な味わいです。

イクラには、ＤＨＡやＥＰＡといった脂肪酸が多く含まれていて、 栄養素を多く含むと言われているイワシやサンマよりも、多く含まれているのです。